科学の世界 6
これこそ、伝統的な科学のみせかけを越えて、現役の科学者、理科教師の佃人的経験、真の信念を真剣に尋ねるべき枠組みです。
この考え方の枠組みの中では、STS教育は科学そのものに対する反感としてではなく、従来の科学教育の自然な付属物と見ることができます。
これまでの科学教育の主な欠陥は、科学・技術に対して、きわめて一面的な印象を与える点にあります。
STS教育の基本的な目的は、科学と社会の関わりについて教えることによってこの誤った印象を正すことです。
この方法によって、STS教育は、理科系学生の基礎を広げ、彼らが職業人、また責任ある市民となるためのよりよい準備に役立つと期待されます。
しかし科学技術は、多様な社会的側面、次元を持つものです。
どのような側面を強調するかに応じて、人様々の方法によってSTS問題に近づくことができます。
・・・そのことは、多くの教師が、それぞれの教育段階で、異なる機関において提案し、教えたりしたカリキュラムの著しい多様性から明らかです。